2014年03月11日

世界の廃藩置県は可能か?

日本の幕末は、長州藩と会津藩が京都・蛤御門(はまぐりごもん)で戦争。

鳥羽伏見の戦いで、会津・幕府と長州が戦争。

いわば、日本における世界大戦だった。

ところが廃藩置県を行い、明治政府を作り、日本という近代統一国家ができて、日本国内では戦争がなくなった。

だとすれば、今、世界で起きる戦争も世界的レベルで廃藩置県を行えば、世界から戦争がなくなることになる。

では、どうやって世界の廃藩置県を行うのか?

その基礎は国際連合があり、その改革により、発展的に世界連邦に解消することで可能である。

国際連合には、国連総会、安全保障理事会(安保理)、国際司法裁判所が設置されている。

三権分立に似た機関である。

ところが国連総会は世界議会ではない。

そのため、法的拘束力を持つ世界法は制定されない。

国連総会は一国一票制。

これを人口比に応じた新たな議会を設ける。

いわば、総会を参議院とすれば、新たな議会は衆議院。二院制とするのである。

国連憲章22条は補助機関について規定する。

つまり憲章を改正することなく、補助機関として議会を設置することができる。

次に国際司法裁判所。

国際司法裁判所には強制管轄権がない。

例えば、竹島をめぐる紛争解決のために、日本が国際司法裁判所に訴えたところで、韓国には応訴する義務はない。

それでは、紛争解決につながらない。

これを日本国内におけるような裁判制度として、応訴しなければならない制度に改めるのである。

これにより世界レベルにおける社会正義の実現につなげる。

安保理は、国内における内閣。それに国連平和維持軍も常設の世界警察にする。
(詳しくは拙著「平和の条件―世界連邦の目標と構想)

これらも日本国内におけるような制度に発展的解消をする。

これがどうやって世界の廃藩置県の行うのか、の回答である。

※ちなみにヨーロッパ連合生みの親と呼ばれるクーデンホフ・カレルギーは、その著「ヨーロッパ合衆国論」(鹿島出版)の表紙を1枚めくったところで、こう記している。

「全て偉大なる歴史的事実は、ユートピアに始まって実現に終わった」と。
posted by マダムフセイン at 20:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 哲学・思想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年04月04日

読者の声「平和の条件」を読んで

本を読んで明るい気持ちに

 ・・7月からコスタリカに留学予定で、今色々と準備に追われています。貧困、人権、環境と色々自分の興味が変化していく中で、最終的に私がやりたいこと思ったことが平和でした。
 これはまずコスタリカに魅かれたことに一理あります。なぜならコは非武装中立国だからです。合衆国の目が光っている中米の国がなぜこのような宣言をすることができたのか?
 次に「大地と自由」という映画を見たことです。これはスペイン内戦の話しでした。 ・・ この映画を見た時「どうして関係のない村人が死ななければいけないの?」「何もしないのに殺される。何も残せないで何も言えないで」と何だかものすごいショックとうまくいえないのですが、何かやるせない気持ちでいっぱいでした。
 その時、やっぱり銃で殺されたらいけない。関係のない人々を巻き込んではいけないと強く感じ、平和について紛争や武器のない世の中がつくれないだろうかと考えるようになりました。そしてそんな時「平和の条件」という本に出会ったのです。はっきり言って私は本を読むことがあまり好きではありません。一冊読破することはまれなことです。でもこの本は2日で読みました。それだけ魅力的で色々考えさせられたからです。
 実は世界連邦という言葉知りませんでした。でも私が理想に思っていたことをすでに多くの著名人たちが考えていたことを知り、とても明るい気持ちになりました。しかしこの本すべてに同意したわけではありません・・
 1、世界を法で治めるということですが、法さえあれば万事うまく片付くのでしょうか。今回のペルー日本大使公邸人質事件の解決の中にもフジモリ大統領の国際法条の違反が見られます。外交関係に関するウィーン条約第22条「公館不可侵」において1、使節団の長が同意した場合を除くほか、公館に立ち入ることができない、となっています。つまり大統領は武力突入する前に橋本総理の同意が必要となっています。(確かにこの4ヶ月間あの大使館は大使館としての役目をはたしてなかったので、日本の大使館ではないという解釈であれば、この22条は関係なくなるのですが)しかし、それはなされなかった。けれども日本側はこのことに裁判を起こすようなことはしないでしょう。
 このように法というのは、そのときの状況、人間の心理、感情により、どうでも変形されると思います。また「法律で決まっていることだから」といって何でも事を済ませてしまうのは人間の情というものが失われていく要因にもなると思います。最近注目されているもう一つの話題、脳死においても法が大きく関係しています。「脳死は人の死」ともし参院でも可決され、法律になってしまったら、脳死になった人を法律をもって取り扱うことになるのです。もちろん移植を待っている多くの病気を抱えた人もいます。人間の生と死を法で片付けようとすることに私は納得いかないのです・・
 2、世界連邦は本当に実現するのでしょうか?国際法の授業で「平和の条件」に書かれているような講義を聴きました。
 「国際社会においては国家というものが国内社会を一つに治めているけれども、国際社会に於いては国内社会における国家にあたるものはない」・・「確かに国際社会にも国内社会と同じような機能を設けるという話しもありますが(世界連邦のことだと思います)すぐには実現できないでしょう・・」
 世界連邦という案は戦後すぐに出されたようですし、朝日新聞の社説も「平和の条件」の中で読みましたが、かなり昔の記事で驚きました。もう50年以上も経過しているのに、今世紀中でさえ無理だと言われた世界連邦。・・大学に入ってから1度も世界連邦の存在について友人や先生が言及したことはありません。つまりみな世界連邦の存在についてあまり知らないんだと思います。だから、この世界連邦が本当に実現可能なのか不安、不信を抱いたのです。
 3、・・私も紛争のない武力のなんて存在しない世の中が来て欲しいと願っています。だから・・フジモリ大統領の決断は少し残念・・17名が命を落としたことはやはりショックでした・・
 ・・今までラジオやTVにさえ投稿やリクエストなどしたことがない私ですが、「平和の条件」に出会ったことにお礼が言いたかったのです・・

「平和の条件ー世界連邦の目標と構想」のお求めはこちら。

マダムの返事(続きを読む)
posted by マダムフセイン at 20:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 哲学・思想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月15日

イマニエル・カントの世界国家論=世界連邦

世界連邦の思想は、ドイツの哲学者、イマニエル・カントの世界国家論、米・大統領、ウィルソンの国際連盟、ルーズベルトの国連、国連における宇宙条約に連なっています。

世界連邦の提唱者として、よく知られているのは、物理学者のアインシュタイン博士と湯川博士です。

両博士は、米・プリンストンの高等研究所で、物理学の研究の一方で、国連のあり方、世界の平和構築について、議論を重ねました。

それが後のラッセル=アインシュタイン宣言となっています。

この宣言の名は、年長の2人の名前から取りましたが、湯川博士も署名してます。

またインドのガンジーは対英独立闘争において、国際社会のあり方は世界連邦と宣言したほか、東京裁判の判事であったインドのラダミノード・パール博士は、戦争裁判は世界連邦でしか罰し得ない旨を判決文に盛り込みました。

その他、イギリスのボイド・オア初代FAO総長は、世界連邦の3代目会長として就任して、ノーベル平和賞を受賞しています。

英3文豪の一人、H・Gウェルズは、「世界はこうなる」で、世界連邦の誕生を予言。中国の康有為も「大同書」で、世界連邦の社会を描いています。

★ブロガーの著作「平和の条件ー世界連邦の目標と構想」(中日出版)は、こちら。↓
http://blog.livedoor.jp/kyoiku2/archives/50161448.html
posted by マダムフセイン at 19:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 哲学・思想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月01日

人を殺して悪いのか?

少年による殺人が続く。

小学校6年生の少女による殺人までも。

人を殺すことは悪。

当然のこと。疑問の余地無し。

だろうか?

では、地球の上で、毎日のように人を殺している戦争は、どうして悪ではないのか?

戦争は、殺人、傷害、放火、器物損壊など、あらゆる犯罪を犯す。

その殺人などを軍隊が担う。

軍隊は合法化された殺人集団、殺人組織。殺人を目的とした暴力集団。

それゆえ、戦争する政治的な決定に賛成するなら、殺人を肯定することになるのでは。

佐世保事件の加害少女が、ホームページで、命の大切さについて、いみじくも語った。

それは奇麗事。

どんな理由でも、いかなる戦争であろうと、戦争を決定したり、その戦争を支持する大人が、子供たちに命の大切さを訴えねば、と言ったところで、子供たちはその欺瞞(ぎまん)性に気づいているのかも。

2004年06月17日記
posted by マダムフセイン at 09:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 哲学・思想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。